幼稚園→児童館→保育園に勤めた私の経験談

幼稚園教諭時代

新卒1年目の時に私立幼稚園で働きました。

私の地域では、私立幼稚園は家族経営が多かったように思います。

私立、家族経営という事で、幼稚園は理事長のもの。非常にピリピリした空気で息のできない日々を過ごしました。

慣れない仕事や人間関係のストレスで毎朝吐きながら仕事に行き、吐く事も1年上の先生には「私もそうだった」と、さも当たり前かの様に言われ驚愕したのを覚えています。

食べる量は倍になったのに1年で体重は6㎏痩せてしまい、携帯を触るのは土日のみ。

短大卒だったので、四大生の友だちからの誘いや電話に八つ当たりした事もありました。

子どもたちは可愛いですし、今でも年賀状のやり取りをするご家族もいますが、精神的に耐えれず、子どもたちの前に立つのも怖くなり、保育職を離れる事にしました。

児童館時代

延長保育の仕事をしていた母と、保育園に通園していた頃によくしていただいた当時の主任先生がばったり遭遇。私の事を気にかけてくださったそうです。

母が実は…と私が保育職から離れている事を話すと、人手が足りないから良かったらおいでと主任先生が勤めていた児童館の臨時職員に声をかけてくださいました。

心強い存在でした。短時間なので無理なく出来そうだと思い働いてみる事にしました。

保育士不足と言われますが、保育園だけが足りない訳ではないんです。保育士資格と一緒に幼稚園免許をとる人が多いので(大学を出ると同時にもらえます)幼稚園、児童館、学童、託児所、院内保育、病後時保育、今は美容室などもキッズスペースがあり、ハローワークなどで検索するとたくさんの働き口がある事を知ります。

余計に保育士の取り合いになる訳です。それはさておき…

勤めた児童館は、学童の機能を備えた児童館だったので、学校帰りの小学生の相手をしていました。

パワフルなうえに口がたち、クセもあり大変でしたが、懐いてくれる子もいる訳で、他の先生方も良くしてくださり楽しめるようになり、徐々に働く時間を増やしていきました。

保育園時代

児童館も楽しかったのですが、子育てを終えた先生方が多い職場。「もったいないから現場でやっておいでよ」「嫌になったら戻ってこればいいしさ」と励まされ、保育園で臨時職員として働く事に決めました。結婚で辞めるまでの4年間で、3歳児、1歳児、持ち上がりで2歳児、異動して5歳児とバラバラの年齢の子どもたちを見ました。毎年子どもの書類が変わるのは困りましたが可愛い子どもたちに囲まれてれば気になりませんでした。

何より感じたのは人間関係。

主任先生や副主任という直属の上司が面白い事が好きな先生で、楽しい職場でした。歳が近い先生も多く、何でも話せる関係だったのは保育を円滑にすすめるためには重要な事。同じクラスになる先生が誰かというのはその年を左右するくじ引きの様なもの。毎年ドキドキでした。
そして子どもたちと保護者。

どもたちはどんなおとなしい子であろうと、パワフルな子であろうと、なんとか人間関係を築いていけるもの。何より泣いてた子が保育園生活や保育士に慣れ、成長が見られた時の嬉しさはたまりません。保護者の方も、人間同士なので合わなかったりクセのある方はいますが、仕事して家事やって育児やってと三足のわらじを履くお母さんを労わって声をかければそこまで気に病むことはありませんでした。

私は現在妊娠中ですが、また保育の現場で働きたいと思います。理由は、またあの子たちのような笑顔に会いたいから。お母さんに先生のおかげです、ありがとうと言われる事。それが私のやりがいです。

保育士として働くは理由様々。本当に大事なこととは


保育士として働く理由として1番の理由は子供が好きだからですね。四年制大学に通って保育士になる権利を手にしましたが、その間もずっと保育士として子供に接することを楽しみにしていました!

子供と接する保育士というお仕事は、元気な子供と毎日接するので体力的には厳しい時もありますが、大人にはない新しい発想を子供から教えられたり、長く見ている子供に関しては成長していく姿をそばで見ていくこともできます。

好きな子供と携わっていけるのに対してお給料が発生するのはすごく嬉しいことですね!

次の理由としては、福祉に関わる仕事で困っている人を助けたかったからです。

私自身、母子家庭で育ち、兄弟もいたので母が常に仕事でいないという状況でした。そんなとき夜の8時まで空いている保育士にいつもお世話になっていましたね。

忙しい親が安心して子供を預けることのできる空間をしっかりと作ってあげることで、より多くの家庭の生活を安定させることができます。

母子家庭育ちで親の苦労を知っているので前々から福祉の仕事に興味を持っていて、大人になりこのようなサイクルがよくわかるようになり私には保育士が向いているなと思いました。

3つ目の理由としては女性が働きやすいという点ですね。しっかりとフルタイムで安定したお時間で働けることで、生活リズムも整いますし、保育士は女性が多いので、同じ保育園の先生同士に理解があります。

出産、子育ての場合もきちんと申請することでお休みを取ることができますし、結婚もしたいし、子供も欲しかった私としてはすごくピッタリなお仕事でした。

保育士の免許を持っていれば1度やめてもまたすぐに働くことも可能なのですごくいい点ですね。

保育士の低すぎる年収についての不満と理由

保育士の仕事内容

私が働いている保育園は認可の保育園です。一日の流れは、朝7時から早い子供は通園してきます。

私は3歳児の担当です。一番動き回り、元気いっぱいの年ごろの子供たちです。朝のお迎えをするために、私たちは6時には家を出て6時半には開園しています。

8時半から九時にかけて、他の子供たちがやってきます。

そこから一日が始まり、散歩や折り紙、歌、ご飯、おやつ、お昼寝とあっという間に過ぎていきます。

毎日毎日、時間が過ぎるのが早く時々なんのために、この仕事をしているんだろうと思うときもあるのが正直な気持ちです。

クレーム対応

やはり子供もいろんな子供がいますが、親もいろんな親がいます。園内にいるとどうしても、一人の子供だけを見ているのは絶対無理です。

目を離している隙に、喧嘩をしていたり、転んで泣いていたり、洋服を汚している子供もいます。

連絡帳に一日の出来事を書いていますが、それに対してやお迎えのときに文句を言う親は必ずいます。

子供だけでなく親の面倒も見ている気持ちになります。私も子供を保育園に預けているので、大事な子供を預けている親の気持ちはわかります。

しかしわたしたち保育士もロボットではなく人間です。

失敗もするし、完璧ではありません。理解してくれる親が増えてくれるのが一番私たちの支えになります。

給料が低すぎる

子供のお世話、親との交流、勤務時間、すべてにおいて納得できる程の給料がほしいです。

子供が好きでこの仕事について、楽しく働いていますが、私たちにも生活があります。時間外勤務なんて当たり前です。

手当てもつきません。政治でいろんな案が出ていますが、今のままだと保育士になりたいと思う人は増えないと思います。

保育園の増設が必要ならは、そこで働く保育士のことも考えて給料をあげてもらいたいです。私の場合、手取りで毎月15万円いけばいいほうです。

泣きたくなります。定時で帰れる人が給料低いんだなど話しているのを聞くと嫌な気持ちになってしまいます。

保育士をして退職を選択した3つの大きな理由

結婚

一番の理由は、結婚です。結婚すると家事と仕事を両立させなければいけません。

しかし、保育士のお仕事はサービス残業に持ち帰りが普通です。

さらに行事の前になると普段の保育にプラスして行事の準備をすることになります。

人相手のお仕事なので、既婚者だからという甘さは通用しませんし、常に持ち帰りをして仕事を完成させるというのが当然の量のお仕事があります。

働いていると子どもたちのためにプラスしてあげたいことも増えますが家庭があるとなかなか難しいです。

そのため、結婚するとよっぽどこの保育士の仕事に理解がある旦那様で家事のお手伝いや時には仕事のお手伝いをしてもらえるような旦那様でなければ続けることが難しいからです。

やめる時期

二番目はやはり退職する時期です。

これは園によって少しずつ違うかもしれません。

ですが、担任を任せていただくことになると、4月から3月までの1年間、何十人いう子どもの成長と変化、安全などを見守り、その何十人もの子どもたちの保護者の方とも蜜に連絡を取り合い信頼を得て、家庭と連携をとって過ごしていきます。

何か一つかけると今よく聞く「モンスターペアレント」のように担任やその園の先生を信頼できず理不尽な要求や子どもがケガをしてしまったときなど過激な反応になってしまったりします。

なので、この1年間の間に妊娠してしまったり、何かしらの理由で退職を選んだ場合、周りの保護者の方はやはり1年間任せるつもりでいてくださったのに途中でやめるというのは信頼をなくし裏切る、ご法度になるわけです。

これは保育士の中で暗黙の了解でした。そのため、「子どもができたらやめよう」などではなく「そろそろ子どもを考えたいからやめよう」と計画し、3月末に退職される方がほとんどです。

園によってはそういうサポートをよくしてくれていてそのまま続けたり途中でやめることも可能な体制のところもありますが、現状の保育士の人数や予算からするとなかなか難しいのが現実だからです。

人間関係

最後の理由は、人間関係。職場からどうしても女性が多く、普段からあうあわないが職場でもありました。

私の場合は管理職の方と合わず、目の敵にされみんなでした行動も私だけ指導されたり私だけ呼び出されることが多く、精神的に参ってしまいました。

どんなに子どもが好きで保護者の方とも楽しくできても職場内の人間関係崩れてしまうと精神的つらく、最後は子どもたちのことまで好きじゃなくなりそうと感じ子どもを好きなままでいたい理由から退職を決めました。

こうしたさまざまな理由から、退職を選びましたが、退職する際、たくさんの園児、保護者をはじめ卒園した保護者まで会いに来てくださったり、職員の方も温かく送り出してくださり、勤めていたときは忘れそうになっていた保育者という素晴らしい仕事に改めて気づき自分今までやってきたことは間違いではなかったと思うことができました。

最後は保育士をしてよかったと思い退職することができました。