保育士はやりがいのある仕事!転職する理由は?

待機児童が世間から注目されるようになって久しいですが、最近では「保育園で働く保育士が足りない!」ということも話題になるようになってきました。

待機児童を解消するために保育園をたくさん作っても、そこで働いてくれる保育士がいない…。政府もいろいろな政策を立てようとしていますが、保育現場の実情に全く合わない政策は保育士にとっては疑問に思うばかりです。

そこで今回は、正社員として保育園で働いた経験がある私が「正社員保育士の実状」についてお話ししますと思います。

保育士の仕事とは?

「子どもと遊ぶのが保育士の仕事でしょ?楽そうでいいね。」…なんて思っている人はいませんか?子どもと遊ぶだけが保育士の仕事なんて、大きな間違いです。

私たち保育士は子どもたちが保育園で過ごす中で、子どもたちの健やかな身体・精神の発達を促しているのです。

「どうしてお友達のおもちゃをとっちゃいけないの」「どうしてお野菜を食べなきゃいけないの」など、子ども達がわかるように伝えたり、時には「どうして命は大切にしなきゃいけないの」というとても大きな事柄も子どもたちと一緒に考えます。

もちろん子どもと関わることだけが保育士の仕事ではありません。

正社員として働く場合はたいてい担任としてクラスを任されることが多く、そういった場合は毎日の活動の計画から子どもの成長の記録といった大量の事務作業、保護者との毎日のやり取りや地域の子育て機関とのやり取りなど、仕事の幅も一気に責任も広がります。

保育士のやりがいとは?

先にも述べたように、正社員として働く場合はたいてい担任としてクラスを任されることが多いです。

そうなると、自分のクラスの子ども達を一年間、入園から卒園まで同じ子どもを受け持つ場合はそれ以上の期間を一緒に過ごすことになります。

お子さんをお持ちの方なら共感していただけると思うのですが、子どもの成長というのはとても目まぐるしいですよね。昨日までハイハイをしていた子が今日いきなりつかまり立ちができるようになったり、おもちゃを独り占めしていた子がほかの子に「どうぞ」と貸してあげることができたり…。

もちろん子ども達一人一人にもともと備わっている成長の力もあるし日々子どもを育てている保護者の方のおかげでもあるので、保育士だけが子どもの成長を助けていると言いたい訳ではありません。

しかしこういった子どもの成長に目にすると保育士としてはわが子の事のように嬉しく、その度に保育士という仕事が好きになります。

それでも保育士という生き方をあきらめる訳

こんなにやりがいのある仕事ならどうして「保育士不足」という状況に陥ってしまうのでしょうか。それは「給料の安さ」に問題があると思います。

正社員として働いていても月給20万以下というのは普通で、中には月給15万ほどというのもあります。

私も四年制大学卒業で保育士として働いていましたが、初年度の給与は18万円ほどでした。また、企業のように昇給やキャリアアップもあまり望めないので、とくに男性保育士は給料の安さがネックで転職する人もいました。

しかし最近では給与をアップして保育士を確保しようとしている保育園もあります。

その時は保育士転職サイトなどを活用するのも1つの手です。

こういう流れが広がって、保育士として働きたいと思える人が増えればいいなと思います。